まだまだ暑さの厳しい日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日、工場見学に来てくれた子どもたちから
「かまぼこって何でできてるの?」という質問を受けました。
そこで今回は、かまぼこができるまでの流れを簡単にご紹介したいと思います!
まず、かまぼこなどの練り製品の原料はご存じでしょうか?
一般的な練り物には、スケソウダラ・グチ・エソなどの白身魚の身をすりつぶして
ペースト状にした”すり身”が使用されています🐟
③のすり身に調味料を加えて練り上げる工程を「擂潰(らいかい)」と言います。
(漢字の通り、擂(する)潰(つぶす)=すりつぶすイメージですね。)
魚のたんぱく質は練ることで、かまぼこ特有の“ぷりっ”とした食感になります。
温度や調味料を加えるタイミングのわずかな違いが、かまぼこの弾力や風味に大きく影響するので、
かまぼこづくりの中でも非常に大切な工程です!
⑤の「坐り(すわり)」も、かまぼこの弾力を生み出す大切な工程です。
30〜40℃の温度で60〜90分ほど置くことで、弾力がしっかりと引き出されます!
ちなみに、練り物には板かまぼこだけでなく、
ちくわ、カニ風味かまぼこ、揚げかまぼこなど、いろいろな種類があります!
これらは、加熱方法の違いによって
同じすり身を使っていても、食感や味わいが大きく変わってきます。
加熱工程があるので、工場内の気温もぐんと上がりますが、
暑さに負けず、より良い商品をお届けするために頑張っています💪
低脂質・高たんぱくでへルシーな練り製品は、そのまま食べられる商品もたくさん!
火を使わずに食卓に一品プラスできるので、暑い夏にもピッタリな食材です🍽️
普段何気なく食べている練り物にも、作り手の技や工夫がぎゅっと詰まっています!
暑い中でも、日々丁寧に作り続けている製造現場の方々の頑張りと、
かまぼこの魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです🌈